■ Facoat RALLY MONGOLIA 2012 参戦記 最終更新日:2012/12/06

 


休息日、ライバルの整備に手を貸す鉄人。

Etap5 休息日

 休息日、選手はリラックスして過ごすが、ラリーのスタッフは大変慌しい一日を過ごす。これまで何度かスタッフとしてラリーに参加させていただいた事があるので、スタッフの一日はよくわかる。
 通常、本部のスタッフは夜選手を迎え、朝送り出すという繰り返しなのだが、休息日は一日中選手と接することになるため、三食の食事を提供し、さまざまな問い合わせに応じるほか、ビバークの施設の維持、水汲みなどと一日中仕事が続く。またこの間に出るごみの量も大変なもので、ごみの処理なども大変な仕事である。
 そして選手が出発すると、急いで撤収しまた次のキャンプ地へ移動するのだが、またこの移動も大変な悪路を、時には24時間以上もかけて行う場合もあり、選手以上に困難な道のりを進んでいる。もちろん道中はすばらしい景色を楽しんだりするのだが、やはり24時間もの移動は体力的にも相当きついものとなる。参加者はこのラリーが経験豊富で献身的なスタッフのおかげで成立しているということを忘れないで欲しいと思います。スタッフの皆さんありがとうございます。

 さて我々はといえば、オイル交換、エアーフィルターの交換などのメニューをメカニックの二人と協力しながら行ったあと、時間があったので、泉に水浴びにでかけた。とても冷たいきれいな水が湧き出ており、選手はみなシャンプーしたり水浴びしたりと貴重な泉の水を楽しんでいた。例年この泉には動物が水を求め集まるため、動物の糞で汚くなっているのだが、今年は降雨が多いためか、いたるところに水溜りがあるため、動物が分散したのか泉の周りがとてもきれいな状態であったので、気持ちよく水浴びを楽しむことが出来た。
 そして、一日の終わりには次の日のルートブックを確認し、コース変更の書き込みなどを加え、次の日のエタップに備えてから眠りに付いた。


 

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