■ Facoat RALLY MONGOLIA 2014 参戦記 最終更新日:2014/12/5

 


ETAPGのスタートを待つ日野レンジャー

Etap8 ウランバートルへ

 前日のリタイヤに落ち込んでいる暇もなく今いるビバークからウランバートルのゴールまで帰らねばならない。ゴールはスタートした場所と同じチンギスハーンホテルだ。
 菅原会長は昨日の事故で脳震盪を起こしていたので安静の為本部のヘリコプターでゴールまで向かうことに。私は幸いにも小さなかすり傷と軽い打撲程度であり、車両も自走できる状態なので自走してウランバートルへ帰る事になった。ウランバートルまでは毎年私たちのジムニーのメカニックをしていただいているモンゴル人の二人と、今年日野レンジャーのメカニックで日野から応援にきていただいた方と私含めて計四名で帰る事になった。事故をしたジムニーは走るのには問題なく、途中から舗装路に乗りウランバートルのチンギスハーンホテルまで向った。途中の町中の渋滞が酷くモンゴル人のメカニックさん達が先導して道を誘導してくれた。さすが地元の人だけあって道に詳しい! 裏道をスイスイと抜けて行きスムーズにチンギスハーンホテルに着くことができた。



表彰式


ゴール後の表彰式の様子(多くの人が見物に訪れた)
 そして表彰式が始まり2014年のモンゴルラリーの幕が閉じた。ジムニークラス優勝はもちろん私たちのライバルの尾上氏・森光氏だ。今回の表彰式を見て改めてモンゴルの人たちの参加者の数に驚いた、さらに表彰式には沢山の一般のお客さんも集まりモンゴルでのラリーの人気が垣間見る事ができた。現在ダカールラリーにもモンゴルの参加者も増えてきておりこのラリーモンゴリアを通じて出ていった選手も多い。

ラリーを終えて

 私は今回のラリーで今までした事のない経験をたくさんする事ができました、それは楽しい事もありましたが辛いと思った事も多かった。しかし何もしなければこのような貴重な体験はできなかったと思います。このようなチャンスを与えてくださった菅原会長と弊社の方々に感謝し、また今回のラリー中の事故の際私達に協力と温かいお言葉をかけしていただいた大会関係者の皆様、参加者の皆様に深くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
                                       田中 宏治


 

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