■ Facoat RALLY MONGOLIA 2014 参戦記 最終更新日:2014/12/5
                               
■筆者紹介
 
田中宏治
2012年日本レーシングマネージメント(株)に入社。
入社前より自動車競技の世界に魅かれ、この世界で働くことを決意する。入社後は、レンジャーの改造等に携わり、
ダカールラリーへメカニックとしても参戦中。

完成した車両

参戦決定

 昨年はSSERさんのオフィシャルスタッフとしてこのモンゴルラリーに参加し、実際のレースの雰囲気やモンゴル国の大地や自然などを学んだ。 今回のこのモンゴルラリーにラリー界の鉄人 菅原義正会長のナビゲーターをすると決まった時はとても不安な気持ちと、ラリーナビゲーターの役割を肌身を持って感じれることができると思い、このようなチャンスを与えてくださった会長に感謝の気持ちでいっぱいだった。

車両製作

 参戦が決まりしなければならない事はたくさんあり、まず車両を作らなければならない。さらに今年はNEWマシンという事で、一からの車両製作が始まった。 昨年までの車で培われたセッティングデータや経験などを最大限にいかし、ドア、ボンネット、バンパーのFRP化など徹底的な軽量化にこだわり、その他にも足回りの強化など菅原会長のラリー経験からの工夫や知恵が詰まった車が完成した。


松山車検にてTEAM APIO
(左から二番目の赤いジムニー‐が今大会ライバルのAPIO会長 尾上氏とAPIO森光氏が操る車だ。その隣が堂脇氏・堀井氏の車両で、一番右が橋本氏・緒方氏の車両だ。)

ウランバートルへ

 今年のスタートはウランバートルにあるチンギスハーンホテル。ドライバーの菅原会長は日野レンジャーのテストや体力トレーニングなどの為、私より一足早くウランバートル入りをして準備をしていた。私は静岡にある坪井特殊車体さんで、迫る2015年のダカールラリーに出る新型車の製作を出発前まで行っており他のエントラントさんと一緒にウランバートル入りをした。
 私が今回ウランバートルを訪れるのは二年目なのだがウランバートルの町の発展のスピードには驚いた、空港からホテルまで行く道中の道や景色、建物などが一年前とは全く異なっており、一年前にはなかったマンションの数々やいつも渋滞していた未舗装路も舗装され広くなっていた。凄い発展スピードだ。
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