9:00起床。なんといっても、今日中にビバークに着けばよい、というのが嬉しい。ここからビバークまでは約125km。昼過ぎを目標に余裕のスタート。のんきに走って13:00、地平線の彼方にビバークを発見。我々にとっては初めてのビバーク到着で、ホッと一安心。−−−だが、オフィシャルの辞書に”休息”という文字はない。着いた早々、キャンプの設営&食事の準備。それが一段落ついたら、野放しにしていた車の整備。そんな合間に食べる日本食の旨いこと。 |
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ラリーの方は、今大会の山場といわれたETAP-4の砂丘地帯が雨で砂がしまっていたため、大楽勝。距離も短いとあって、昼過ぎからエントラントが続々とゴールを果たし、賑やかなビバークとなった。賑やかといえば、来た来たやっぱり、ガストンおじさん!こちとら忙しいのに、スタートしてすぐGPSが壊れただの、川渡りで大変だっただの、ペナルティをくらったから毎日のスタートが一番後ろだの、このゲルはオレ専用だの(もちろんオフィシャル専用ゲル)、機関銃のように喋る&連れ回す。そんな話をパンクしたタイヤの組み替えをしながら聞いていると、山田会長から呼び出しがかかった。どうやら、オフィシャルの車が走行不能で止まっているらしく、救出へ向かってくれということだ。「了解しました!」ということで15:20、GPSのポイントを頼りに救出へ向かった。救出地点は、なんでこんな所にいるんだろう?というオンコースからは見当違いの、ビバークから43km地点。着いてみると、ハブベアリングがいかれていて牽引もアカンというので、壊れた右前輪を持ち上げて、車ごとトラックに縛り付ける。これでOK?牽引?可能??時速10km/hでのんびり帰還。ビバーク到着は22:30。 |
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到着早々のオフィシャルミーティングは大パニック。それもそのはず、ただでさえ少ないオフィシャルカーの2台(1台は1日目でリタイヤ)が使えない。しかぁし、そこは数々のイベントを手掛けてきた天下のSSER。底力爆発!!で出た結論が”恐竜の谷大作戦”なんだそりゃ!?
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